中村町初ゑびす祭
中村町戎神社境内で毎年1月9日~10日の2日間開催される。
両日多くの参拝者があり、「御神影札」の頒布や吉兆、富くじの販売も行われる。また福餅投げや豚汁の提供もある。
祭礼の起源ははっきりしないが、大正時代の書物にも記されている。戦後の昭和30~40年代には織物業が大繁盛し、全国各地から多くの従業員が来町した。それに伴って各種商店が繁栄し、町内に一大商店街が誕生した。そして、商売繁盛を願ってこの「初ゑびす祭」も大変にぎわった。
今はその面影はないが、祭礼は連綿と続いている。
開催日 | 毎年1月9日~10日 |
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配札情報 | 毎年1月9日~10日の二日間長寿会(老人会)の役員が交代で午前9時から午後10時まで「御神影札」を頒布(販売)している。本殿横に臨時の頒布場を設け「西宮大神宮」と「大國主大神宮」の二影と「御供さん」(切り餅)をセットで頒布している。例年250部程の頒布がある。 |
開催場所 | 兵庫県多可郡多可町中区中村町545 |
アクセス | JR西脇市駅より神姫バス鍛冶屋行きで「多可町役場」下車すぐ |