おみえとは

“おみえとは、「御神影」と書くように神様のお姿を写したお札(画像札)です。

えびす大神様の総本社である当西宮神社では、えびす大神様(西宮神影)と大国主大神様(大国神影)と田の神様(五穀神影)の「おみえ(透かし入り)」を全国に配札致しております。

大黒様(大国主大神様)のおみえ(御神影) 田の神様  えびす大神様のおみえ(西宮神影)

写真左から大国さま・田の神さま・えびすさま

100を超える配札者・団体が全国に頒布

えびす様の御神影など当社の神札の配札に携わる団体を諸国講社といい、現在も100を超える配札者・団体が当社のお札を全国に配札しています。

毎年5月6日の「諸国講社太々神楽祭(しょこくこうしゃだいだいかぐらさい)」や10月の「御神影頒布始祭(おみえはんぷはじめさい)」には、諸国講社やご関係者が当社に集い、えびす様のご神徳を仰ぐとともに相互交流の場と致しております。

キーワード

【えびす大神】
商売繁盛・大漁満足・福の神として知られる神様で、西宮神社の主祭神であり七福神の1柱に数えられています。ご神徳あらたかな神様として全国各地でおまつりされており、十日えびす(初えびす)やえびす講(誓文祭)などの神事が行われている。
【大国主大神】
「えびすだいこく福の神」と言い習わされているようにえびすとともに日本を代表する福の神様です。家内安全・五穀豊穣のご神徳以外にも医療の神・良縁成就の神さまとして厚い信仰があります。当社におきましてはえびす様とともにご本殿におまつり致しております。
【田の神】
稲の生育を助け豊作をもたらす神様です。特に東日本ではえびす様を田の神様としてまつる風習もあり、えびす信仰と田の神信仰との密接な関係が伺えます。現在も農業関係者を中心に全国に頒布している。
【諸国講社太々神楽祭】
毎年5月6日に斎行。全国の御神影配札者やえびす神社の関係者などの参集のもと西宮神社本殿にて舞楽・神楽を奉奏し、えびす様のご神慮をお慰め致します。
【御神影頒布始祭】
毎年10月中旬に斎行。御神影頒布に携わる配札関係者を招き、本殿にて御神影札頒布の奉告を執り行います。神事では宮司から参列者代表に親しく御神影をお授けするほか、当社氏子と全国配札関係者との交流の場となっています。