
『漂着えびす神像』
チヌ(黒鯛)に導かれて出現した
『漂着えびす神像』
えびすさまの信仰は、海から流れ着いたものをお祀りしたことから始まります。 漁村に暮らす人々が日を定めて海中で最初に触った石や漁の網に偶然掛かった物や鮫やイルカ、土左衛門や迷い込んだ鯨までもがエビスとして崇められていました。通常と違う状態や偶然の事象を吉兆と解し、海の向こうから訪れるものに海の幸を託していました。
当社の由緒も鳴尾の漁師が神戸・和田岬にてえびすさまの神像を引き揚げ、お祀りしていたところ「西の方」に遷して欲しいとの神託があり、当地に社殿を建立して「西宮」と呼びならわすようになったといわれています。
このえびす神像は、令和4年6月1日に大阪築港(天保山)に流れ着いたもので、釣りの愛好家が大きなチヌ(黒鯛)に導かれて辿り着いたところ(港住吉神社の前)で救い上げ、自宅でお祀りしていたところ、ご縁があって当社へご奉納頂きました。
奉納者 大阪市西淀川区柏里 司法書士よどがわ法律事務所
司法書士 朴 靖浩
令和4年6月8日奉納